「人の心」を変えていく。
廣川 太郎
Taro Hirokawa
エネサンス新潟
営業課 卸営業
2013年入社
販売店40社程に対しLPガスの卸販売、器具販売、石油製品のルート営業を行っています。LPガスの価格交渉や新商品提案等の他、納品なども行います。最近ではLPガスの料金適正化や保安対策も重要な取組事項のため、販売店へ指導を行い、業務の手助けを行うのも私の役目となっています。既存店だけでなく、新規店舗の訪問も定期的に行っており、ガス・器具・石油などお客様に合わせた提案を行っています。すぐに取引には結びつきませんので粘り強く継続中です。
営業に正解は無い。信じた道を進むだけ
新規のお客様で、不在がちな方がいらっしゃいました。お会いできるまで奥様と1時間程話し、戻ってこられたら5分だけ話して失礼する。そんな状態が長らく続いていました。それでもあきらめず訪問を続けていると、奥様に打ち解けていただき、趣味の話をするように。仕事が終わると、奥様の趣味に関する情報を集めて翌日お持ちする等していました。仕事に結びつくかどうかは考えず、単純に喜んでいただきたい一心でした。すると奥様から「こんな営業は中々いない」と褒められ、そこから一気にご主人との距離が接近。晴れて取引開始となりました。地道な努力が実り、本当に嬉しかったですね。営業に正解は無いのだと、痛感しました。
「ありがとう」の言葉に喜びを噛みしめて
あるお客様を訪問した時のことです。いつもの事務所ではなく応接室へと通されました。何だろうと思い恐縮していると、お客様から「今まで本当にお世話になりました。ここまで来られたのはエネサンスと廣川さんのおかげです。ありがとう」と、感謝の言葉と共におもてなしをしてくださいました。直売営業とは違い「ありがとう」と言われる機会は少ない卸営業。それだけにこの言葉の重みは大きかったですね。お客様に貢献できていると実感でき、感動しました。
後輩を育てることでやりがいを感じたい
私が一番意識していることは、どのようにしたらお客様と仲良くなれるかです。ネット社会の今、お店に行かなくても物は買えますし、安さが重視されています。でも毎回その企業から買いたいと思わせるのは、やはり人の力だと思っています。お店を訪問して顔を合わせ、「廣川さんから買いたい」と思ってもらえるような関係作りを心がけています。今後はそうして培ったことを、後輩たちに伝えていけるといいですね。自分で成果を挙げることも喜びですが、成功を体験した後輩たちの表情を見れば、更にやりがいを感じることでしょう。頼られる先輩・リーダーとなれるよう、現在、猛勉強中です!